私たちは2002年3月、生命保険の新しいスタイルを求めて、slow design を設立しました。
私たちがなぜ slow design と名づけたか、そのワケをお話していきたいと思います。
当初、私たちは会社名をインシュアランス・デザインとしようと考えていました。保険を扱うシゴトですから。
でも何かがちがったのです。
保険の販売だけをするのではなく、お客さまの満足する生き方すべてにかかわっていきたいと思ったのです。
ブティックにたとえるなら、私たちは「売る人」よりも「鏡」になりたいのです。
あなたとまっすぐ向き合い、ありのままの姿を映します。
あなたが、一番似合うものを選ぶのです。
経済的な安心感を手にする生命保険はもちろん大切ですが、今をどう生きるかはもっと重要だと思います。先送りの人生ではなく、今をどう生きるかについて、お客様とともに考え、語りあっていきたいと思います。
「今」とは、日々毎日のことであり、なが〜く続く未来への出発点でもあります。
「今」は私たちとお客さまとの間をゆっくりと循環していきます。
そんな思いを "slow" のコトバに込めました。
「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」昭和48年、全国交通安全運動の標語です。
あれから30年、世の中は大量・効率・スピード・競争を合言葉に加速度的な成長を遂げてきました。日本という国は豊かになり、生活環境も便利なものとなりました。
でも、ちょっと待ってください。気づきませんか?
「忙しい」「時間がない」「疲れた」そんなコトバが口ぐせになっていることに。。。
取り戻しましょう。
小さくても大切なもの、歩みが遅くても心地よくゆったりすごせる時間、そして小さくても歩みが遅くても欠けがえのない家族とのふれあい。
さあ、少しだけ歩くペースをスローダウンしてみませんか。
すると日ごろ気がつかなかった温かさを感じることができるかもしれません。
私たちの言う "slow"って、そんな「ゆとり」「やすらぎ」「ふれあい」のことなんです。
"slow" を実践するとき、ひとりぼっちでは勇気がいりますよね。「おいてきぼり」になるようで。
でも、大丈夫です。 私たちはお客さまと手をたずさえて「今を楽しみ」こと、「命を感じる」こと、「夢をみつめる」こと、そして「家族と生きる」ことなど、人生を彩るすべてのことをゆっくりと見つめるきっかけづくりをお手伝いしていきます。
私たちの “slow” は一言で言うと「ほんもの」です。
スロー・フード、スロー・ライフなどと同じ意味で使っています。
保険にこころと想いをのせて、じっくりゆっくり育て、丁寧に世の中へ発信していくことが使命だと考えます。
「ほんもの」を追い続けると、必ず壁にぶつかります。
そんなとき、私たちはできない理由は考えません。どうしたらできるかだけを考えます。
コーポレートマークにも、その想いを込めました。新緑が「エネルギッシュな挑戦者」を、
深緑は「落ち着き払った経験者」をあらわしています。お客様とともにつちかった経験を大事に
しつつ、さらに挑戦し続けたいのです。
葉の一枚一枚は、はかない存在です。ですが、それが重なりあったとき、周りに働きかけます。
春には、待ち遠しかった季節のおとずれを告げます。夏には、まぶしさをさえぎる木陰をつくります。
秋には、暖をとる人たちを癒します。そして冬には、次の命のためにと眠ります。
私たちも同じ。ひととのかかわりのなかで、ゆっくりと時をきざんでいきます。
加速する少子高齢化、老後への不安、長引く低金利などにより、「人任せ」という時代から、自分の将来は自分で作り上げる「自己責任」の時代が訪れています。
心豊かな人生、夢あふれる将来を迎えるためには、自分で考え、自分でくふうして、自分のライフプランにあった積極的な資産づくりが必要とされているのです。
「人任せ」の貯蓄から、「自己責任」の投資へ。
生命保険にこんな概念がうめこまれると新しいスタイルが生まれてきます。それは、まさに発見です。私たち slow design は提案します。
すばらしい家族や仲間と、なが〜くいっしょに生きることを前提とした生命保険を。
「大きく増やす楽しみ」と「生きることを前提とした保障」がひとつになった投資型の生命保険、それが変額保険です。変額保険はながい期間をかけてじっくり挑むものです。
私たちは "slow" という概念にぴったり合った変額保険の運用アドバイスを通じて、お客さまとながいお付き合いさせていただこうと思っています。